大好きなんだ
ハイテンションでやってきた萌。
その元気ちょっと分けてよ.....。
「さっき、廊下通りかかった時に聞いたんだけど・・・」
一呼吸してから話を続けた。
「神倉君が茜ちゃんとしゃべってるところを見たんだ」
それを聞いた瞬間うつむく私。
心配そうに見つめてまた喋り始めた。
「それでね、神倉君が『もうこういうの終わりにしねえか?』
って言ってた。気になったからずっと聞いてたんだ」
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