大好きなんだ




ーバン



屋上のドアが開いて、屋上に行く。



屋上についたとたんに腕を離してくれた。



私は誰がここに連れてきたかを見るために



前を向いた。



「祥宏?」



そこにいたのは紛れもなく私の大好きな人だった。



「...なんで、祥宏がこんなことするの?」



震えてしまう。また裏切られるのかなって。



中学の時のことを思い出してしまう。



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