大好きなんだ
良かった。
今付き合っていたら、たぶん私今頃泣いてる。
「まぁ、まだ好きなんだけどね」
てへ、そういって私の前から去って行った。
祥宏の元カノ、それでまだ好きってことは
私と付き合ってること早く言わなきゃ!
そう思った私はすぐさま茜ちゃんがいるところへ
向かうはずだったんだけど。
廊下で祥宏の声がした。
そのあとに茜ちゃんっぽい声が聞こえた。
見ていないけどとても楽しく話しているのはわかった。