先輩!ダメですよ!?
今、食後だし。
多分そうに違いないね。
私はそれで納得すると、先輩と食べていた屋上から自分の教室へと向かった。
でも、転入生ってどんな人だろう?
女でありますように。と私は心の中で願いながら廊下を歩いた。
だけどこの時期に転入って珍しいな。普通は学期のはじめとかじゃない?
私はまぁいいや。
そんなポジティブ思考に変わり、私のせいじゃないや。
そう考えたが・・・今さっきのことを教室に着くと藍に話した瞬間。
「鈍感さ~ん。」
そう言って、おでこに弱めにデコピンをしてきた。