先輩!ダメですよ!?
「こんなブス好きになる訳「あの!陽麻さん、いますか?」
私が話している途中、教室のドアから私を呼ぶ男に遮られる。
「お呼び出しいってらしゃ~い」
藍はニヤニヤしながら、私をその男の子の方に送りつけた。
この男の子はちょっと顔を赤らめ、ちょっと来てって言ってどこかに進んでいく。
私は、その後ろをついていく。
確かこの子は横のクラスの・・・・
え~っと、斎藤・・・・・そうだ!
「省吾くんだ。」
「知ってたんだ。」
私は頷く。
この前省吾くんは、花の水やりしてたから・・・えらいなぁ~みたいな感じで覚えてるんだよね。