先輩!ダメですよ!?
「なんであんたがいるの?」
私はプイと顔を逸らす。
なんで・・・私はもうコイツに用なんかない。
新しい恋を始めようと考えたときになんで、目の前に現れるの?
「もう、光輝ってよんでくれねぇの?」
「呼ぶわけないよ。」
私はずっと信じていた。
ずっと、ずっと、でも・・・裏切ったのはあんただった。
私はその場所から離れようとしたが、あいつが腕をつかみ離そうとしない。
離して、そうなんども何度もいう・・・あいつは一向に離さない。
そして私に、真剣な表情を見せてくる。