先輩!ダメですよ!?
「うわぁ~・・・ここでサボってハグかぁ?大胆だな。」
突然聞こえた声に私はドキッと緊張してしまった。
私は声の主を見てみると・・・先輩の友達が立っていた。
銀髪で、いかにも悪いです雰囲気を漂わせている男の人。
先輩は私を包み込むように抱きしめ「来んな。」男の人にそう言う。
「お~こわっ、こわっ。そうだお前に話があるんだけどさぁ~。」
「なんだよ?」
「早く、族に戻れよ。今度お前が必要になるんだよ。」
族・・・?私はこの二人の会話の意味がわからなかった。
ふたりはそれから、少し離して男の人はどこかに行ってしまった。
一体なんだったんだろう?