先輩!ダメですよ!?


クラスのみんなが、ヒューっとひやかしてくる。






もう、こんなことされたら、クラスの皆に勘違いされる。





ッバ





私は光輝の腕を無理やり、振りほどく。







「なんで・・・嘘つくの?あの時、遊びっていったじゃん!!」






私はそう言い放つ。



初めて出すこんなにも強い口調。




初めて自分の疑問を大声に出した。




だって・・・ずっと、辛かったんだよ?




ようやく、立ち直れたのに。もう関わらないで・・・二度と私は傷つきたくない。

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