先輩!ダメですよ!?
「何もないです。」





うぅ~、言いたい。







けど、我慢だよ我慢。私はッグっと言いたいことを押し込める。







「言っていいんだぞ?我が儘言ってくれよ。」








「あの―・・・」






私は、その言葉に甘えていうことにした。








「今日の放課後一緒に出かけません?」







晴哉先輩は、ニヤっと笑って私の耳元に顔を近づけ‘晴哉って呼んだらいいぞ’そう言って、私の耳から顔を離す。






私は思わず、嬉しくてニヤけかける。
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