先輩!ダメですよ!?
「陽麻行くぞ。」










先輩は、私の手を引いて部屋の外から出て行った。






部屋の中から、‘またな’そう明るい声で総さんが言った気がした。









また、会うことってあるのかな?









私は、この時このあとどうなるか全然わからなかった。








晴哉がどう悩んでいるかも。









――――もう、一緒にいれないってことも。





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