先輩!ダメですよ!?
もう、あれから一週間が立つ。








喧嘩をしても、最小限で抑えていたはずだがあの日から手加減がさっぱりわからなくなってる。









色をなくしたあの日から。







女遊びも激しくなる。それも、髪がロングで小柄なやつばっかりを・・・陽麻に似ているやつばっかりと、未練がタラタラだ。







情けねぇ。









「おい、帰るぞ。今日はこれで終わりだ。」





「あぁ。」






短調に返事を返す。族なんてもうどうでもいい。何もかもがどうでもいい。
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