先輩!ダメですよ!?
「そうだ、コンビニにちょっと苺大福買ってきてくれ。」







「っは?」






「このこと・・・周りに「ッチ、わかったよ。」






そう言って、晴哉と思われる人の足音がどんどん遠くに行くのがわかる。そして、もう一方が私に近づいてくる気が・・・・






ッザ





私が隠れている壁と壁のあいだの前に、男の人が立ちはだかる。






あっ・・・・私がココニイルコトバレてる?






「盗み聞きは楽しいかお嬢ちゃん?」





「あはっは・・・・でも、なんで私がここにいることわかったの?」




私は、焦りつつ精一杯、質問をする。
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