先輩!ダメですよ!?
私は、晴哉の何を見てきたんだろう。






晴哉はいつだって、私のことを守ってくれた。







総に捕まった時だって、急いで走って傷つきながらも助けてくれた。







私が、悲しいときは横に居て支えてくれた。







いつだって、晴哉が迎えに来てくれた・・・でも・・・今度は私が迎えに行く番だよね。








――――――「好きだって言ってんだろ。」






私も好きだよ。







――――――「強制だ。」






今度は、私が晴哉の方になるから・・・強制だって言ってやるから。
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