先輩!ダメですよ!?
私は先輩にしがみついた・・・涙が滲んで先輩がよく見えない。
意識が放浪とする中、先輩が一瞬‘光輝’に見えた。
馬鹿だよ私、あんなに裏切られたのに・・・まだ引きずってるよ・・・光輝の事。
「こう・・・き。」
――プツン
そこから意識がなくなった。
まだ心の隅に君がいる。
まだ私の心にしがみついて消えない君がいた。
ひどい裏切りだったのに、君の笑顔がいつも思い浮かんだ。
嫌いなはずなのに・・・なんでだろう?
よく、わかんないよ。