先輩!ダメですよ!?
走り出した自転車。
私が落ないためかスピードを全然だしていたない。
「先輩って意外に優しいですね。」
「ん、そうか?じゃぁ、付き合う気になったか?」
「スミマセン、全く。」
きっぱり言うと、先輩は気にせずにいう。
「絶対付き合うことになるけどな。」
・・・・すごい自信だよ。
自信がない人に、わけてあげたいくらいだよ。
でも、付き合うことはないけれど、私は先輩といることは嫌じゃないかも。
優しいし、気も使ってくれる。