先輩!ダメですよ!?
先輩はついに許してくれたのか、私の方を見て
「無理すんなよ。何かあったらなんでも言えよ。」
そう優しく言ってくれた。
私はコクっと頷いた。
先輩は私を立ち上げて、バックを渡してきた。
そして、家まで送ってくれた。
家を送っているとき先輩は、「何かあったら、俺に言えよ。」と何度も言ってくれた。
私はその度にニヤけながら、頷いていた。
なんか、心配されてるって時間できる。な~んてことを、思っていた。
あとから起こることを知る由もなかった―――――。