大嫌いな君。
橘side*
昼休み。
⋯アイツどこ行った?
数学の宿題写そうと思ってたのに
「遠藤、梓どこ行ったの」
「あら橘くん、私の情報は高いわよ」
知ってる
知ってるよ
「⋯いくら?」
「購買のシュークリームパン一つで」
シュークリームパンって四限目終わってからすぐに購買に行ってもなかなか買えない一日限定5個のパンじゃ⋯。
「⋯分かった」
数学の宿題が優先だ。
「⋯アズは森田くんに会いに行ってますよ」
「森田ってどちら?」
「はぁ⋯隣のクラスでしょ、頭いい子よ」
⋯ごめん
全然分からないよ
森田くん。
「⋯なんで?」
アイツが男に会いに行く理由なんて⋯
あったわ。
「何?あいつ本気で言ってたの」
「あの子に冗談通じるわけないでしょ」
だとしたら⋯
「その森田って、どんな奴?」
「アズ好みのイケメンよ」
そういう遠藤はにやけ顔
余計なことしやがって
昼休み。
⋯アイツどこ行った?
数学の宿題写そうと思ってたのに
「遠藤、梓どこ行ったの」
「あら橘くん、私の情報は高いわよ」
知ってる
知ってるよ
「⋯いくら?」
「購買のシュークリームパン一つで」
シュークリームパンって四限目終わってからすぐに購買に行ってもなかなか買えない一日限定5個のパンじゃ⋯。
「⋯分かった」
数学の宿題が優先だ。
「⋯アズは森田くんに会いに行ってますよ」
「森田ってどちら?」
「はぁ⋯隣のクラスでしょ、頭いい子よ」
⋯ごめん
全然分からないよ
森田くん。
「⋯なんで?」
アイツが男に会いに行く理由なんて⋯
あったわ。
「何?あいつ本気で言ってたの」
「あの子に冗談通じるわけないでしょ」
だとしたら⋯
「その森田って、どんな奴?」
「アズ好みのイケメンよ」
そういう遠藤はにやけ顔
余計なことしやがって