大嫌いな君。
「なにしてんの」
「え⋯橘渚⋯?」
突然の訪問者に私も女3人組も目を見開く
なんでここに橘が?
「いや、ちょっと言いたいことがあって⋯話し合いを」
モゴモゴと女1が言い訳を作る
「その割には冷静さが欠けてるようだけど。梓濡れてるし」
「そっそれは⋯」
言い返せず3人はお互いをどうする?と視線を交差させる
「とにかく、次こいつに手出したら許さないから」
私がもたれかかる壁にドンッ!と手をついてそう言い放つ橘