好きやねん

さっき以上に顔が真っ赤なゆぃ。


「ゆぃ?」


「声でてる…////」


うせやーん!?


めっさ恥ずいわぁ…///


「でもいつきくんの本当の気持ち知れて良かった//」


「え?」


「いつきくん、いつもニコニコしてるでしょ?周りを和ませる…そんなところも大好きなんだけどね、逆に離れたくないのは私だけなのかなって思ってて…//」


そう呟きながら俺の胸に顔を埋めるゆぃ。


そんなこと思っとったんかぁ。


ってゆーか、ゆぃから抱きつかれたの久しぶり///


「俺かて、ゆぃ…みんなと離れるのイヤや。離れたいなんか絶対思うわけないわ。」


そう言うと、ゆぃは大きな瞳に涙を溜めてそっと微笑んだ。
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