運命ってやつを信じた瞬間。
掲示板
第1章
「掲示板」
『え!梨夏知らないの?』
学校帰りの電車の中で
美海に言われた
「なにそれなにそれ?」
私は美海のスマホをのぞき
こむように言った
『学校で流行ってるんだよ~
掲示板!!
年齢とコメント、それから
ID入力してプリ張って投稿するだ♪』
美海は掲示板に投稿しながら
説明してくれた
「ふーん。じゃあ出会い系みたいな?」
『違うよー!
ただのメル友作るだけだよぉ!!
暇なときにメールくださぁいみたいな? 』
「あー。なるほど」
『梨夏もやってみなよ!!』
「私は遠慮しとくかな」
苦笑いで言ったものの
本心ではとても興味がわいていた。
高校入学して半年。。。
好きな人もろくにいないし
掲示板で出会いあるかもー♪
なんて軽い気持ちで
アプリをインストール。
美海に言われた通りに
投稿した
するとすぐにスマホの
通知音がなった…
と思ったら次々なりだした!!
リンリンリーン
いっきに11件のメッセージ
すぐに投稿を取り消した、、
あーびっくりしたぁっ
落ち着いたところでメッセージを
読んだ
“エロい画像交換しよ”
“電話エッチしよー”
なにこれ変態しかいないん
じゃん!!
メッセージをシカトして
スクロールすると1件だけ
まったく違うメッセージ。。