え、俺の方がイケメンじゃね??


「おい、友人よ
黙っていた事を許してやる代わりに、お前の妹に俺のかっこいいところを話せ」


「あ??
んでそんなことしなきゃなんねーんだよ
やりたきゃ自分でしろ」



また突っ伏して寝ようとする奴の頭を、バチコーンと叩く



「お前っ、俺の危機だぞ?!
何寝てんだよ!!」



「うっせぇ、黙っとけっ」



「いやいや、黙れませんよ?!
俺の恋がかかってんだっ!!」



「はぁ??よく言うなぁお前
来る者拒まずで通すとか言ってたじゃねぇか」



「………ま、まぁ言ってた、けど…
けどっ、それは長谷部由梨に出会う前の話だしぃ〜」



……………と、言ってるが正直、俺自身も長谷部由梨が本当に好きなのかはまだよくわからん



けど、何と言うか…気になる!!


生まれて初めてあんなに人に嫌われた事は無かったから、そうなのかもしんねぇけど…



まぁ、そんな恋も…ありじゃね??



てゆか、俺は必ず長谷部由梨を好きになる自信があるっ!!



とゆかその自信しかないっ!!




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