夜蝶



大「…ま、俺はくんなって言われても
  絶対に助けに行く。


  たとえ俺が死んでも…
  愛美がこの先生きてくれたらいい。」



優「お前ならそう言うと思った。」




俺たちは顔を見合わせて
こぶしを合わせた。




そんな俺たちを横目に
親父がどこかへ電話をした。



健「あぁ…晃輝か?俺だ。
  桜鬼の協力が必要なんだ。


  …。


  死者が出るかも知れねぇ
  でっかい戦いだ。



  それでもいいか?
  …。ありがとう。


  感謝する。あぁ…
  日程はまた連絡する。」



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