愛したがりのカラダがね…、《Berry's Cafe限定》-【完】
「そんな事ない!!」
和弥はワザと私が感じる場所にスポンジを滑らせてる…確信犯だ。
いつしかスポンジは姿を消し、私の体を洗っているのは和弥の手の平。普通に触られるのとは違いボディーソープのヌルヌルした感覚がなんだかゾクゾクして凄く感じる。
立ち込める湯気の中、私の反応を楽しみながら指を動かし始める。
ダメだよ…そんな眼で見つめられたら…私…
「もしかして…感じてる?」
その一言で一気に気持ちが高ぶり、肌の上で弾けるシャワーのお湯より熱く火照る体。けど…
「イヤなら、もう出るか?」決まってそう言って私をイジメるんだ。
「ヤダ…」
ホントにイジワルな人…
でも心の中で、私はそれを望んでるのかもしれない…だって…そうされると、どうしようもなくもどかしくて我慢出来なくなる。体が疼き、少しの刺激で快感の波に呑まれていく…
やっぱり私は、イジワルに激しく抱かれる方が…いい。だから、もっと…
「…欲しい」
密着した和弥の体が大きく動くたび、雫が弾け白い湯気がまるで陽炎の様に揺れる。
「あぁ…っ、和弥…ダメ。離れないで…」
「ほら、こっち向け。すぐにやるから…」
喘ぎ声が反響し、大きく響くバスルームで、私達は何度も繋がり、そして、果てた。