愛したがりのカラダがね…、《Berry's Cafe限定》-【完】
「真央ってさぁ、今まで何人の男とシた?」
「ぐっ…」
森本君ったら、和弥の前でなんて質問するのよ。
何も答えられず下を向くと、森本君は眼を丸くして「もしかして…真央って、処女か?」なんて大声で叫ぶから余計、恥ずかしくて顔を上げれない。
そんな私に森本君は何度もしつこく「処女か?」と聞いてくるからとうとう根負けして、真っ赤になっているであろう頬を手で覆い低い声で答えた。
「処女だったら…悪い?」
その言葉に異常に反応する森本君。再びテンションマックス!!
「じゃあ、キスは?」
「…ない」
「「うっそー!!」」
和弥まで一緒になって声を上げると、ニヤけた森本君が和弥の背中をバンバン叩き「おい!!和弥、お前ラッキーじゃん!!真央のヤツ、バージンだってよ!!」と大興奮。
「じゃあ真央、どうせ和弥とスるんだから、今から予習しとけ」
「よ、予習って…」
森本君はとんでもない事を言うと、勝手にテレビのスイッチを入れてしまった。
「ちょっと待ってよー!!私、そんなの観たくないよー」
しかし、私の抵抗は見事にスルーされ結局、3人でAV鑑賞をする羽目に…
『あ~ん。いや~ん…』
AV女優が喘ぎ声を上げるたび私の体はビクッと反応し、冷や汗が背中を伝う。もう心臓はバクバクで、何が何だか分からない。
2人の男共はというと…AVなんてそっちのけで、過剰に反応し青ざめる私を見てクスクス笑ってる。
もぅ、ヤダ…
和弥まで面白がってる…