期間限定の彼女
やっぱり・・・
2年前とおなじだ。
親だったら 誰でも
同じなんだよね。
あんなに楽しく
料理作りしたりしても
いざとなれば…。
でも
あたし 受け取る理由なんてない。
なぜなら 本物の彼女ではないから!
「こんなの 受け取れません」
「そんなこと言ってないで!」
「こんなもの 必要ありません」
「あたしの気持ちだから
受け取ってちょうだい!」
「わかってますから!
身の程知らず?
だけど おかあさんが調べたあたしの情報
尚輝さんには 言わないでください」
「えっ?尚輝は知らないの?
あなたの現状を!」
びっくりしてる。
知らないよ・・・。
「はい…」
「そんな…内緒事してて
上手くやれると思ってたの?」
・・・・・。
お説教…まで。