期間限定の彼女
「菜摘…なんか今日暗いよ?
なんかあった?」
「そう?」
「ごまかしても無駄よ!顔に出・て・る」
あたしの頬に 指を指して
「パーと 気分転換に 行く?」
増木さんから 誘われた。
最近では 菜摘・真緒って
名字でなく下の名前で呼び合ってる。
こうして 仲良くできたのも
松浦さんのお陰なんだ。
「行く行く!騒いじゃうよー!(v^ー°)」
「あっ…でも いいの?」
「何が?」
「松浦さん!
一緒に帰るんじゃないの?」
「帰んないよ」
「それなら大丈夫だね
松浦さんと 帰るならダメかな?って
思ってた」
もうー!何度も言わせないでよぉ~。