期間限定の彼女


「ここじゃ 話なんないから
今日これから 付き合え!」


「何で 命令口調なんですかぁ?」


くそ 腹立つ!!!


「奢るから」


「当たり前です」


ムカつく!!!


ここで キレては 終わってしまう。



オレは 増木と共に あの店へ向かった。


「どこ行くんですかぁ?」


「菜摘がバイトしてた菜摘の友達の店」


そう!オレと菜摘の出発点
mammyへ。


「いらっしゃいま…
あっ!あなたは・・・」


ここのママも もちろん知ってるよな
そんな印象を 暖簾くぐって すぐに 受けた。


「久しぶりです」


「へぇ~
そうなんだ ふーん
そう言うことね」


ママは一人で言って
一人で納得しながら
オレたちを 奥へと 案内した。





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