期間限定の彼女



爺さんの話すのは 物事決まった後に
しようと思ってる。


もし 考えたくないけど
ダメになった時のことを思うと。。。


ママに調べてもらった
菜摘の住所と電話番号を手に
有休を取り 福井へ飛んでいった。


「もしもし片岡ですが」


よし!!!お母さんだ。


「松浦と申しまして あの・・・
菜摘さんと・・・」


「松浦?松浦って・・・
あの時 病室に来てくれた松浦さん?」


「そうです」


「あなたがなぜ?」


「菜摘さん抜きで ご両親にお話を聞いていただきたくて
福井へ来ました 会っていただけないでしょうか?」


「お父さんに相談して 折り返し
あなたの携帯へ連絡させてください」


そういって携帯を聞いて
電話を切った。


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