期間限定の彼女


「そんなこと菜摘に聞いてみないと
喜ぶかどうかは わからん!
それに なにか訳ありのようだから・・・」


「そうですよね
また 出直してきます
菜摘さんの気持ちを 調べてもらえますか?
ただ 今日は自分の気持ちを
ご両親に伝えたかっただけなので・・・」


「ああ わかった」


ちょっと 頑固そうなお父さんだった。




お母さんが



「そこのコンビニでバイトしてるから
そっと 菜摘 覗いてみたら?」


と 言ってくれたので
こっそり行ってみた。


中へ入ることはしなかったが
懐かしい菜摘の笑顔に
また 胸がキュンっとした。


やっぱり・・・菜摘が 好きだ
今すぐ 抱きしめたい。。。






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