期間限定の彼女
ラブラブはまだ先に・・・。
*****ラブラブはまだ先に・・・*****
控え室へ移った私だけれど
まだ 夢のようで
地に脚がついてない感じ。
「良かった!計画が成功して…」
そう言いながら
ソファーに腰を下ろした松浦さん
「ねー!ホントの事?」
「何が?」
「何って…あたしと結婚…とか…?
あたしのこと…好きとか?」
「ホントだよ
随分 遠回りさせやがって!」
「・・・そんなの知らないわよ~
あたしは これ以上 好きに
なりたくなかったから…」
「好きなら好きと言えよ!」
「待って!それって その言葉
そっくり返すわ
あたし…てっきり詩織さんのことを…」
「全くぅー!」
「でもさ
あたしが 断ったらどうしてたの?」