期間限定の彼女


「ここ始めてなんだよね
どこへ行くか?って話してたら
目の前にあったからさ」


(何で 他の店の前じゃなかったのぉー?
ここじゃなくてもさぁ~)


「そーなんですかぁー
目に止まって嬉しいですぅー」


(大嘘…!嬉しくない!)


「ここは感じのいいお店だね」


(もう これ以上 話させないで!)


「ああ ありがとうございますッ!」


「ここへ 座って話そうよ」


(ゲッ!それは・・・危険度100%)


ほらほら
と 席をあける少し年増の人。


ヤバイヤバイ・・・・・。


しかし
松浦さん全くの無反応と言うか
しつこい 叔父さんを止めるでもなく
もう一人の人と難しい顔をしながら
書類を眺めてる。


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