期間限定の彼女
「よく わかりましたね」
「似てるから!
話し方とか そっくりだし!
声だって 間違えるくらいだよ
まぁ 愛ちゃんの方が
何倍もきれいだけどね」
(はぁ?どっちも
あたしだし( ̄□ ̄;)!!・・・)
口が うまいなぁ~松浦さん!
「妹のこと お願いしますね」
そう言って 逃げるように
あたしは お店へ戻った。
「真希!!!どうしよう!」
「やっぱり バレ ちゃった?」
「違う・・・
妹がいるのか?って
聞かれちゃって
ハイって嘘ついちゃった」
「えーーー!それって 不味いんじゃない?
明日から 大丈夫なの?」
「わかんない・・・」
「姉妹のふりするしかないわね」
「うん」
そうして その日が終わりを告げた。