期間限定の彼女


「片岡さんが 来るわけないじゃん!」


ほらね。



「それがさぁー 詳しく聞いたらさ
母親が 忙しくて 家の手伝いとか あって
いつもお前らの誘いの日と
被ってたらしいよ!
本人は 行く気は満々だったらしいんだけど…
なっ!片岡」


松浦さんが あたしに 振った。


「あっ・・・まぁ」


「そーなんだぁー
なんか ゴメンね!
そうとは知らず
嫌なこと言っちゃったね」


「ううん 大丈夫だよ」


「そーとなれば 行こっか!」


あたしは 新年会・忘年会・歓迎会・送別会
以外での 久々の食事会に
参加することになった。


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