期間限定の彼女
「また 明日ね」
「みんな 遅刻すんなよ!」
楽しいことは 時間が立つのは
早いもので もうお開き。
お開きのあと
増木さんが あたしに
「家はどこ?
同じ方面なら一緒に 帰ろうか?」
なんて 誘ってくれた。
「あたしは 並木町よ」
「あー並木かぁー
あたし桜ヶ丘だから 正反対だねぇー
じゃあ ここで バイバイだね」
「うん!また明日ね
あっ!それから 今日ありがとね」
「な・なんで ありがとう なのよ~
もー!堅苦しいなぁー」
あたしの肩を ペシペシと 叩く増木さん。
「へへへ また誘ってね!」
「りよーかーい」
みんなとの距離が縮まった感じがした。