期間限定の彼女


あまりのすごさに・・・
身動き取れなくて・・・。


直立不動のあたし。


「何 立ったままで居るんだよ!
適当に座れば?」


「あ・・・うん・・・はい・・・」


「クッ クッ クッ」


あたしの反応に 笑い始めた。


「松浦さん!!!
いつもあたしのことを
バカにしてるでしょう!」


「だって~ お前の七変化
面白いからさ~
それより あと少しで 
うちの親に会って もらうんだけどさ
松浦さん!は おかしくない?」


「松浦さんは 松浦さんでしょう?」


「はぁ・・・普通 恋人を呼ぶのに 
名字は 無くない?」


「そっか!そうだよねぇ~わかった!
その時には なんて呼ぼう?」


「適当に 任せるわ!
だけど 日頃から呼んでないと 
いざとなった時に ボロが出るしな!
特にお前 鈍くさいから
うちの親 案外 鋭いよ」





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