金龍副総長×天然お嬢様 ~今日も俺は、恋愛中毒~
「歩さん!聞いてます?」

「あ…悪い。聞いてなかった。」


「歩さんって、湯沢グループの息子さんだったんですね。」


「まあ。」


「有名な企業の息子さんなのに、何で暴走族になったんですか?」


「キミには関係ないでしょ。あのさ、さっきから懍が置いてきぼり。
せっかく3人でいんのに懍も会話にいれてあげなよ。」


「私は別に…」


「そうです。
この子、男の人と話すの苦手なんです~。ね?懍。」


「う…うん。」


そうなのか?
チラリと懍を見れば、
笑っていた。


とゆうか笑ってごまかしているような気がした。



なんか…このふたり
本当に友達か?


懍が無理して一緒にいるように感じる。



「あ、私ちょっとお手洗いにいってきます。」


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