金龍副総長×天然お嬢様 ~今日も俺は、恋愛中毒~
どうしよう。


「いや!離して!!」


「暴れんなよ。」


夏ちゃん、宇美ちゃん。


助けなきゃ…


涙を流すふたりを見て
助かる方法を頭で、ふる回転させて考えた。



携帯…


携帯で誰かに電話!


鞄に手を伸ばした時、
ガシッと手を捕まれた。


「まずはキミから食おうかな~。ちっこくて可愛いし。な?」


嫌だ…


「触らないで…」


「脅える目。
たまんね~よ。」



触られると思った時…



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