金龍副総長×天然お嬢様 ~今日も俺は、恋愛中毒~
むくれていると、
料理が運ばれてきた。



「いただきまーす!」


「ふっ機嫌直ったんだな。」


「ん?なんのこと?」


私がそう言えば、
ふわりと優しい笑みが帰ってきた。


ハンバーグに夢中になっていると、
~♪~♪~♪~


携帯が鳴った。

私のじゃなく、歩のだ。


「あ?今デート中。
あぁ…あぁ…なんでだよ。あぁ…わあった…」


電話を切った、歩は
なんだか不機嫌な顔をしていた。


どうしたんだろ。



「どうしたの?」


「俺の仲間がな、
凛を見たいんだって。」


「歩の仲間?」


「そ。
あんまり見せたくねえんだけどな。」


「私を紹介するのが恥ずかしい?」


「そうじゃなくて…」


また髪をくるくるした。


「凛、絶対俺から離れんなよ。」


「うん。」


なんだろう?



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