金龍副総長×天然お嬢様 ~今日も俺は、恋愛中毒~
俺の予感的中…


裏庭で、茶髪に青髪…
ふたり組の連中が制服を来た女子を襲おうとしている。


俺は全身の血が頭に登った気がした。



どす黒い何かが込み上げる。


「汚ねえ、手離せ。」


自分でもびっくりするくらい低い声が出た。


「あ?誰だテメエ…」


「聞こえねえ?
その汚ねえ手どけろっつってんだよ!」


ガシッ



「…ッッグッ…」


「なあ、この手折ったら痛いよな?」


「ヒッッ…」


青い顔をする、男ども…


「凛、今のうちに逃げろ…」


「歩…?」


「大丈夫。
すぐ行くから1年5組の教室行ってて!仁たちがいるから。わかる?この間倉庫にいたやつ!」




ニコッと笑えば、
凛は安心したように行った。




さてと、どうしてくれようか。


「わ、悪かった!
謝るから離してくれよ。な?」


「無理だな。」


バキバキ…


ボコッッ



バコッッ



「……ぐッッ…」


「命だけはとっておいてやったからさっさと帰れ。」


すっきりした。


ヤベエな…


俺、凛のことになると
歯止めきかないかも…



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