金龍副総長×天然お嬢様 ~今日も俺は、恋愛中毒~
そして、倉庫に連れてきた。



「あれ、この間の凛ちゃんじゃないっすか!」


倉庫に入るなり、
メンバーの奴らは俺より先に凛に群がった。


「こんばんは!」


さっきまで泣いていた凛は、今はにっこり笑っている。


その笑顔に、コイツ等は
うっとりさせていた。



「おい、お前等群がんな。怖がるだろ。凛が。」


「歩さん妬いてるんすかー?」


そう言ったのは、真司。
下の奴らの中で、一番の
ヤンチャ坊主。


「ったく…妬いてわりいか!」


ゴツっと軽く一発くらわせてやった。



凛の手を引き、幹部室に
入った。



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