同期が急に変わったら…。〜将生side〜
いずみがベッドで寝ると確定し、
急に照れ臭くなった。
何年もいい友人だったんだ。
さすがに照れる。
俺は照れ隠しで、
『襲うなよ?』
と、いずみをからかった。
『なんで私が襲うのよっ。』
『お前、男いないだろ?』
『将生だって、女いないじゃん。』
と、拗ねたように口を尖らせている。
いずみを、
なんとかしよう
と思っているんだが、
俺の方が、
こいつに、なんとかされているようだ。
いずみに対する思いが、
ハイペースで高まっていく。
この感じは、マズい。
『俺は女に不自由してない。』
と、見栄を張って言い切った。
でないと、ヤバすぎる。
正直、
もうかなり女とは寝てないし、
ヤッてない。
最後はいつだったかさえ、
思い出せない程だ。
俺の理性を信じてやろう。