同期が急に変わったら…。〜将生side〜



食事を終えて、

いずみが片付けをしている間、

俺はパソコンで仕事をしていた。






仕事を始めたら集中してしまい、

そのまま

しばらくパソコンを叩いていた。





そんな俺にいずみは何も言わず、

風呂を沸かして勧めてくれた。





そうだな、疲れたし。

ゆっくり風呂に入るか。





俺のスーツケースから

予め準備して来た着替えを出すと、

いずみは、用意周到だね、とか

相変わらずゴチャゴチャ言っている。





……かと思えば、

うちで洗濯しろ、とか言うから、

今日の俺のこの行動に対しては

嫌だと思ってないらしい。





少しはその気になってきたか?





いずみがそう言うから、

遠慮なく洗濯物を回して、

風呂に入った。





今日の風呂は、いい香りがした。





いずみは、

弟のスウェットを

脱衣室に持って来てくれた。




明らかに、前とは違う待遇だ。





『サンキュー。
いずみも入るか〜?』



と言ってやったら、



『そう?いいの〜?入るよ〜?』



と答えやがった。




ふーん、こいつ余裕だな。




『おぅ、早く来い。』

『っ!入るか!』

『いずみが言ったんだろ?』




焦ってんな。

自分で言ったんだろーが。

アホか。





やっぱ、面白れーヤツ。




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