甘いのくださいっ!*香澄編追加しました*
「春川さん、ここいい?」
社食の山菜そばをすすりながら
目だけで返事する。
「この前、悪かったね。
俺、寝ちゃったみたいで。
起きたら春川さんいないし
ダチには呆れられるし……。」
そう言いながら
同じくトレイに乗った
山菜そばをテーブルに置いて
食べ始める坂下さん。
「私、毎回、言ってますよね?
隣に座ることないですよね?」
前の席も他の席も
空いているにも関わらず
私の隣に並んで座る坂下さん。
別に周りにどうこう言われようが
どう思われようが
全く気にしない私だけどーーー
だからと言って
坂下さんと隣同士で座る必要は
ないと思う。
この社食で。
それに。
「手、当たるんですよね。」
と、左手に持ったお箸を
振って見せる。
そう、私は昔からの左利き。
そして、右利きの坂下さんが
左隣に座ると何だか
時々、肘が当たったりして
実に食べにくい。
「ああ、そっか。ごめんごめん。
じゃぁーーー」
いや、右側に座り直されてもねぇ……。
社食の山菜そばをすすりながら
目だけで返事する。
「この前、悪かったね。
俺、寝ちゃったみたいで。
起きたら春川さんいないし
ダチには呆れられるし……。」
そう言いながら
同じくトレイに乗った
山菜そばをテーブルに置いて
食べ始める坂下さん。
「私、毎回、言ってますよね?
隣に座ることないですよね?」
前の席も他の席も
空いているにも関わらず
私の隣に並んで座る坂下さん。
別に周りにどうこう言われようが
どう思われようが
全く気にしない私だけどーーー
だからと言って
坂下さんと隣同士で座る必要は
ないと思う。
この社食で。
それに。
「手、当たるんですよね。」
と、左手に持ったお箸を
振って見せる。
そう、私は昔からの左利き。
そして、右利きの坂下さんが
左隣に座ると何だか
時々、肘が当たったりして
実に食べにくい。
「ああ、そっか。ごめんごめん。
じゃぁーーー」
いや、右側に座り直されてもねぇ……。