幸せの神様。
「ちょっと待って、君は赤ちゃんの時にその…捨てられたんだろ?赤ちゃんのうちにはタカじぃさんは探さなかったの?」



『うん。私が言葉が分かるようになるまで探さなかったんだって、どんなに辛くてもちゃんと自分の親を見て欲しかったんだって。』




「…なんだかなぁ」



『それから、私はタカじぃと暮らした。愛美とも友達になれて、あなたに出逢えた。だから、私は神様って結構優しいと思うの』



さりげに、自分に出逢えたコトを嬉しく思ってると告げられて顔が熱くなった



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