幸せの神様。
キスはしたけれど、それ以上はない



触れたいのに



怖くてたまらない



理性よりも、恐怖が勝る



自分勝手に君を傷つけたら



君が消える気がするから…



もう側に居られない寂しさは味あわせたくないし、味わいたくない



『不思議だね』



「何が?」



『家、タカじぃが死んでからラップ音が凄くてね。でも凪がいる時は鳴らないの』



それって



「ルイが一人の時はタカじぃさんが居るの?」



そうかも、と言って笑うルイが可愛い



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