幸せの神様。
「げってなんだよ。」
頭上から声が降ってくる
「倖、おはよ。」
「おはよ、燿。今日も可愛いね」
ありがとー
「この…ゲイ共め」
「ゲイじゃないよ。可愛いものがスキなだけ。女の子は格別スキ」
とメールを目にも止まらぬ早さで打つ男は
甲斐 倖(かいゆき)
「夏休み、倖もバイトするだろ?」
「夏休み?あー…暇なら、ね。」
ケータイから目を離さずに返事をする奴が、暇なわけないだろう
そう思ったが、燿は倖も頭数に入れているみたいだった。
頭上から声が降ってくる
「倖、おはよ。」
「おはよ、燿。今日も可愛いね」
ありがとー
「この…ゲイ共め」
「ゲイじゃないよ。可愛いものがスキなだけ。女の子は格別スキ」
とメールを目にも止まらぬ早さで打つ男は
甲斐 倖(かいゆき)
「夏休み、倖もバイトするだろ?」
「夏休み?あー…暇なら、ね。」
ケータイから目を離さずに返事をする奴が、暇なわけないだろう
そう思ったが、燿は倖も頭数に入れているみたいだった。