幸せの神様。
三。
夢?
クラクラと眩むような日差しを直に浴びながら、少女をおぶって歩く少年
岩で少し陰になっている所にゆっくりと少女をおろす
ニコニコしながら砂を掴んでは零す
真っ白な砂が指の間をサラサラと流れていく
細くか弱い指の間から
「いい天気ッ!!」
グッと伸ばした手
「そうだね」
その手に見とれる少年
「何見てんの?」
「やっ…色白だと思ってさ。」
「久々だからねー、凪がなかなか小屋から出してくんないんだもん」
唇を尖らせて砂を集める少女の頭に手拭いを乗せた
岩で少し陰になっている所にゆっくりと少女をおろす
ニコニコしながら砂を掴んでは零す
真っ白な砂が指の間をサラサラと流れていく
細くか弱い指の間から
「いい天気ッ!!」
グッと伸ばした手
「そうだね」
その手に見とれる少年
「何見てんの?」
「やっ…色白だと思ってさ。」
「久々だからねー、凪がなかなか小屋から出してくんないんだもん」
唇を尖らせて砂を集める少女の頭に手拭いを乗せた