幸せの神様。
共学じゃなくてよかった



なんて、器の小さい事を思っている



「制服、可愛いいんよ。見る?」



「…見る」



「ちょっと待っててな」



ふと、時計を見ると7時を回っていた



「朝ご飯…パンでいっか」



台所へ行くと



ご飯が用意されていた



弁当も出来ていて、母さんは弁当を作らない人



ルイか…



「なんか…新婚みたい」



そんな事を、自分で言って恥ずかしくなる



「俺も着替えよ」



2階に上がろうと階段にさしかかって



息が止まった



< 186 / 458 >

この作品をシェア

pagetop