幸せの神様。
「先輩、おはようございます」



そう言って作った笑顔を貼り付けている



「朝から、何の用?」



「ルイさんに会いに来たんですけど…」



「ルイならまだ寝てる。てかルイに何の用」



「先輩、女の事情に首を突っ込むもんじゃありませんよ?」



「…ルイと約束してたのか?」



「いいえ」



「意味わかんねーんだけど、つーか、お前ルイほっといて教室行ったらしいな…どういうつもり?学級委員じゃないのか?」



黙りこむサカキ



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