幸せの神様。
ルイが準備する間、リビングで待っているサカキ



図々しいヤツ



そうおもいながらコーヒーを入れる俺…何か情けない



「どーぞ」



「結構でしたのに、というよりコーヒー飲めませんの。さげて下さい」



はぁ!?



………お嬢様か!!



つーか、微笑みながら何言いやがるんだよ!!



「最初に言えよ。匂いでわかんだろ、コーヒー入れてるって」



なるだけ冷静を装ってそう言うと



「…まさか、私のだと思わなくて。」



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